「古民家」という言葉は今ではいろんなところで耳にしますが、大工になった頃は「大工は新築を建ててなんぼ!」と言われる時代でした。弟子入りした親方のところで「墨付け、切り込み」など昔ながらの技術を学びました。
独立した当初より、古民家の改修や納屋の改修ばかりをさせていただいておりました。その中でいろんなお客様の「古民家」に対する想いに触れ、これからもっとたくさんの古い建物と古材を残していきたいと思うようになりました。
たくさんの方に古民家、古材の正しい知識や良さを知っていただけるように。昔ながらの良さを残しつつ、古めかしくならないように。また、100年、200年と建物も想いも繋いでいけたらと思います。
古材リユース推進協会熊本支部
支部長 東田 桂希